会食の場では断固として2次会に行くことを断り、仲の悪い母親とは絶縁… そんなふうに徹底して理性的に、そして利己的にこれまでの人生を生きて来たチョン・ソム。 そんなある日、母親が危篤状態であると知ったソムは何かめぼしいものはないかと母の家をあさりに向かうことにする。 そして母の家で偶然発見した怪しい得体のしれない箱。 その箱によってソムはわけもわからず時間の歪みにはまってしまう。 果たしてソムの運命の糸はどこに繋がっているのか。