最悪な鬱小説を書き直してみせます

私の目に映るあなたの顔。 魔術師の実験体として生まれたあの日私たちは一緒に生まれた。 おかしなことに私の前世について私よりもよく知っているカイ。 この非現実的でボロボロな小説の中で唯一信用でき頼りになる存在でなければならないにもかかわらず…生きるためにはカイから逃げないといけない。 将来、ヒロインの家族を殺し世界で最後の黒幕になるサイコパスだから。 時間が流れ…ついにカイから離れ、平和な日常を送れると思ってたのに ｢お前は無慈悲に俺を捨てて去っていった｣ あなたはついに私を見つけだした。 ｢俺を弄んで楽しかったか？｣ それも昔とは比べものにならない程狂った様子で…。