明成10年の科挙選抜試験、稀代の才を持つ青年二人が選ばれた。文才に優れた杜簡(ドゥージエン)と武道に精通する凌南(リンナン)が仕えるのは、弱冠16歳の皇帝。朝廷入りした二人はこの場所で、大きな風雲を起こしてゆく。二人の才子を登用した大渝王朝の運命は?