交通事故に遭って小説の悪役ロゼッタ・カーゼルに転生した主人公。 原作ではオオカミになる呪いがかかった皇太子シハエル・フォン・イドリスを手に入れようとして殺されるため、生き延びるため転生後はオオカミと関わらないようにすることにした。 ある日、兄であるラノア・カーゼルがオオカミになった皇太子を捕まえて連れてきた。 小説のヒロインが現れるまでオオカミを臨時保護することにしたのだが…