死んだはずが目を覚ますと、ある小説の中の悪女メルデニークに憑依していた。その小説はメルデニークの婚約者と異母妹のロマンスを描いたお話で、メルデニークが迎える結末はやはり死…。しかも今は事業に失敗し、両親からも見放された状態。 こうなったらこんな家出て行って、夢を叶えてやる! ずっと憧れていた駄菓子屋の店主になるため、メルデニークの新たな人生が幕を開ける。 「待っててね、可愛いおこちゃまたち!」